ETCC Vol.13 FUJI 最終戦

12月25日
ETCC スーパーカーズバトル最終戦。7月30日に中止になった決勝も同日開催となる。Team KRMからはポルシェカップカーで山口、小島、関野、畑選手、フェラーリ458チャレンジで茂田選手、430チャレンジで太陽選手、430スクーデリアで藤森選手がそれぞれエントリー。練習走行が行われたあと、すぐに中止分の決勝が行われた。

am11:43 ブラックアウト。7月に予選は行われていたためポールポジション茂田選手、4番グリッド関野選手、5番グリッド小島選手、7番グリッド藤森選手のままスタート。小島選手はこのレースのみ430スクーデリアで出場。スタート直後から後続車をまったく寄せ付けず茂田選手が早くも独走状態。周回を重ねるごとにその差をどんどん広げていく。関野、小島、藤森選手も順位をキープ。関野選手は一時3位に0.7秒差までつめる激走をみせる。しかしあと一歩届かず4位フイニッシュ。小島、藤森両選手もそれぞれ7位と11位でチェッカーをうけた。優勝は2位を12秒も離し一度もトップを譲らずに茂田選手が獲得した。
7月30日順延分決勝結果 1位 茂田選手、4位 関野選手、7位 小島選手、11位 藤森選手

pm1:17 スーパーカーズバトル最終戦の予選開始。32台が茂田選手を先頭に一斉にコースイン。しかしタイム計測1周目が終わった直後、茂田選手がロータスと接触!右ドアが開いた状態で緊急ピットイン。予選時間も10分ほどしかないためこの1周が茂田選手の予選順位を決める重要なタイムとなってしまった。山口選手もアウトラップでスピンをしてしまうなど路面温度が低いうえに予選時間も短いため難しい予選となった。そんな中でもTeam KRM勢はトップグループに入り、たった1周でポールポジションを獲得した茂田選手をはじめ山口選手が4番グリッド、レース形式が初めての畑選手がなんと7番グリッド、430チャレンジの太陽選手が9番グリッド、その後ろ10番グリッドに小島選手、12番グリッド関野選手、18番グリッドに藤森選手と健闘した。

pm3:26 スーパーカーズバトル最終戦決勝フォーメーションスタート。1台がピットインしリタイアしたため31台での争いとなる。全車グリッドにつきブラックアウト。後続車を抑え1コーナーを茂田選手がトップで消えていった。小島選手も抜群のスタートをきめ順位を上げる。1周を終えた時点での順位はすでに2位に3.2秒差をつけている茂田選手、3位から1.1秒差に山口選手、2台抜きをした小島選手が8位にポジションアップ、レース初参戦の畑選手が10位、関野選手13位、藤森選手も順位キープで通過していった。ちょうどそのころ後方では抜群のスタートを決めた太陽選手がクラッチトラブルによりストップ。リタイアしてしまった。3周目には畑選手がコースアウトし最後尾まで順位を落としてしまう。後半、山口選手は3位に0.6秒差までつめプレッシャーをかける。ラスト2~3周にはトップ独走の茂田選手の後方、2位から山口選手を含めた5位までが数珠繋ぎに・・・。1つのミスで大きく順位が変わってしまう状況だが山口選手は冷静な走りを見せた。関野選手は上手く後続車を抑えきり逃げ切りに成功。小島選手は久しぶりのポルシェカップカーにもかかわらず48秒台の走りを見せた。藤森選手はスタートからゴールまでほとんどタイムにばらつきがなく非常に安定した走りだった。畑選手も最後尾から2台抜きレース終了。
最終戦決勝結果 本日2回目の優勝 茂田選手、ベテラン相手に安定したレース運びをした山口選手が4位、7位に小島選手、13位 関野選手、17位 藤森選手、27位 畑選手 となった。

23年度、これですべてのレース及びイベントが終了。延期分も出場したドライバーさんには非常にタイトなスケジュールでした。。。応援に来てくださった皆さんも寒い中本当にお疲れ様でした。年内最後のイベントを大人数で楽しく終えられたことに感謝です!ありがとうございました。来年も楽しく、安全に皆さんと過ごせたら!と思います。ご家族の皆さんもどしどしサーキットにお越しください!

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